大型免許取得への道 1−1 1−2

ついに始まった大型二輪免許取得への第一歩。久しぶりの習い事です。とにかく何もかもが大変だなぁというのが、感想です。本日は入校日ということでまず一番最初に受けなければいけないのが「適性検査」。こいつはかなりいやな代物だったよ、そんな複雑なことをするわけではないんだけど…。細かい図形の違いを見抜いたりマスに三角をとにかく早く書いたりホント単純なことなんだけどすっごく疲れた。年を重ねるに従って頭を使うことがどんどんイヤになっているからこういうのってツライ…。おそらく反射神経だの判断能力だのが「衰えてきているから気をつけなさいよ」ってなことが判定されるんでしょうな。たまたま今日一緒に適性検査を受けていた60過ぎに見えたおばちゃんはどんな判定がくだされるんだろう?検査を受けながらため息ばかりついていたが…なんかキモチはよーくわかる。
そんな嫌な適性検査も無事?終了して午後からはいよいよ教習開始。ここでもまたまた大変。一番最初の教習だから何にもわかんない訳よ、教習の前に何を準備するのか、どこに荷物を置くのか。
っていうか何ならどこに集まるかまでわかんないまさにひよこちゃん状態になっているのよ。 にも関わらず、その指導員は俺に「なんの準備もできてないのか?」と言いやがった。
まぁそこは俺もだてに36年も生きてきてはいないオトナなので、さらりとスルー。しかーし、彼はなぜかいろんなことでチョー上から目線で俺に喰ってかかる。まるで「大型2輪免許をなめんなよ」と言わんばかりに。ひとつひとつここに書くのも面倒なくらいいろいろと上から目線で言ってくるのよ。そう、彼は俺が中免を持っているから普通にバイクの操作一通りはできて当たり前で、そういう輩は大抵バイクに乗ることをなめていると勘違いしているのだ。ちょっと待てよと言いたくなる、俺は免許こそ持っているがギヤ付きのバイクなんぞ16年ぶりに触るんだよ。教習なんて18年前に受けてんだぞ!そんな昔のことアンタは覚えているのか?俺は基本だのなんだのすっかり忘れちまってるよ、だから教習所に通いにきてるんだから一から親切丁寧に教えてくれよ!!そういえば、教習が始まる前の待ち時間にしゃべったお兄ちゃんが「中免持ってる人には教え方雑ですよ」って言ってたっけ。
これか〜!とその時わかった。なのでオトナな俺は、なんとなく嫌な感じの(後でわかったことだけど、その指導員イヤな感じで有名らしい)指導員に一から教えてくれるようにお願いをし、教習開始とあいなった。
教習車はHONDA CB750 見た目には結構大きい、本当にこんなの扱えるのだろうか?不安がよぎる。まずは八の字押しから(これ基本中の基本)やってみた。これができないとなんかあった時にどうにもならん。大型は重くて大変というイメージがあったが、フォルツァで慣れていたからか特別重くも感じずアレ?こんなもんなの?と拍子抜け。アメリカンだと教習車よりも低重心だからもっと簡単らしい、なのでVSTARの取り回しは意外と簡単かも?次にセンタースタンドがけ。こいつはフォルツァの時からニガテ。案の定うまくかかんない。指導員にイヤミをいわれつつ教えてもらうと、あら不思議!簡単にセンタースタンドがかかるじゃないの!基本ができてないってことね、基本はとっても大事。高いお金払って教えてもらうんだから、いっぱい大事なこと教えてもらおう。どうせコケルんなら教習車で!VSTARをキズつけないようにここでいっぱいコケておこう(笑)しかしイヤミを言わずに普通に教えられんもんかねぇ?
一時限目はとにかくMT車になれることが大変だった、特に半クラッチがすげー難しい。フォルツァのアクセルは結構遊びが多いから多少雑なアクセルワークでも何にも影響がなかったが、CB750はアクセルのレスポンスがいいからすごくシビア。2時限目の中盤にはもう左手限界!イタイ…。2年間フォルツァで楽しい時間を過ごしてきたからバイクの挙動は身体が理解している。だからMTに慣れれば、身体が勝手に反応してなんとなくできちゃう。一本橋フォルツァで信号待ちするときに、超低速走行の練習していたからそんなに難しくはない。もちろんまだまだ練習は必要だが思っていたほどハードルは高くない、これならなんとかなりそう。急制動もいきなりできてしまった、ありがとうフォルツァ!君のおかげだ!大変ではあるが残り10時限、払ったお金の分しっかりと学ばせていただきましょう。